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アビエーターの時代に世界を舞台に活躍した義祖母の巻 その2

aviator.jpg 半年ほど一緒に過ごしたこともある生粋のシカゴ人である、奥さんの英国系側のおばあさん。 この人物が傑物で、一度など自宅の2階に空き巣が入っている現場に居合わせ、泥棒を一括して追い払ってしまったほどの豪傑である。 何しろ世界に名だたるマフィア街シカゴのダウンタウンにある家での出来事・・・、自分にはとても真似できないが、彼女ならそのぐらいはと思わせる威風がある。(笑)

 このおばあさん、実は若き娘の頃に国際線のスチュワーデスをしており、第2次世界大戦直後に映画「アビエーター」にも登場するハワード・ヒューズが実権を握っていた頃のTWA旅客機に乗って、大西洋を横断していたのである。 当時のアメリカからヨーロッパまでの飛行経路は、彼女の住所であるシカゴ→ニューヨーク→ニューファウンドランド(カナダ)→シャノン(アイルランド)→パリという経由だったらしい。 ただし、当時のパイロットは連続8時間勤務が原則だったらしく、ニューファウンドランド、シャノンでそれぞれ、給油、パイロット交代も含めて1泊から2泊するという大移動だったらしい。 

 中でも、彼女がパリで滞在中に突然パイロットがストに入り、1月近くもフランスで遊んだ頃のロマンスとか、その後のTWA側のごたごたで半年ほどローマ→カイロ(エジプト)間のフライトに変更された頃のエジプトでの話しなどは、今のように誰でもが海外旅行する時代の話しでは無いだけに興味深い話しのオンパレード。 こういう時代背景だけに、客層も金持ちや各国の有名人、VIPが多く、彼らと別段これといった直接の関わりはなくとも、話しのネタには事欠かない仕事だったとか。 さらに興味がある方はここにも情報が集めてあります。

 そういう話しを散々聞かされていただけに、この映画「アビエーター」は個人的に非常に印象深い作品になった。 内容については、自分の個人的なコメントでイメージを固定してしまうよりは、まずはみなさんに映画館へ行って欲しいと思いますが、これだけは言えるのは「ディカプリオがんばってます」。


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Photo © Copyright Miramax Films

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コメント (4)

はじめまして、トラックバックありがとうございます♪面白い内容で見入ってしまいました。今後ともよろしくお願いします。
リンクをさせていただいて良ろしいですか?

sushi:

yurikoさんへ

 基本的にリンクフリー&トラックバックフリーのページですのでもちろん結構です。
こちらこそよろしくお願いいたしますね。

 実は、去年の夏にアイルランドのシャノンに行きました。そこには、フライイングボート博物館というのがあって、行った時はピンとこなかったのですが、「アビエイター」を見て、その意味がよくわかりました。アイルランドが、大西洋の飛行機路線の重要な拠点だったというのか。そして、飛行機の発展の歴史も。昔は、普通の飛行機よりも、水上飛行機がメジャーだったようですね。

sushi:

  樺沢紫苑さんへ

 おそらくあれだけ急速に大型長距離旅客機の発展があったのは、映画でも出た話題のように大戦終結への熱意とともに、アメリカサイドからみて、カナダ→アイルランドという経路は、政治的にも、距離的にも太平洋を渡るのに比べて近かったという点は見逃せないでしょうね。(もちろんアラスカ→シベリア→・・・、極寒ルートなんてのを当時のプロペラ機で実行すれば別ですが) そういうわけで、映画中のパンナム側ボス衝撃の表情を見るまでも無く、超大国アメリカの各エアライン企業の国際便競争において、アイルランドはかなり重要だったと思います。 もちろん、その大西洋便は、欧州本土へのドル箱に繋がるわけですが。

 それにしても、水上飛行機がメジャーだったという理由はなんでしょうね。 現代の未開地や被災地同様に、フライト時代の進展の速さに飛行場整備が追いついていなかった為? タイヤなんかの耐久性等の技術的な問題?

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2005年01月13日 13:07に投稿されたエントリーのページです。

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