« 冬の象は何を思うのかの巻 | メイン | ロジャー・クレメンスがメジャーリーグ投手史上最高額の年棒で契約更新の巻 »

サウスサイドは危険な中に楽しみが散りばめられているの巻

southside.jpg シカゴのサウスサイドは、世界でも最も殺人事件の発生率が高いという不名誉な事実と共に、ブルースやジャズの本場として、その世界では憧れの地としても知られている。 

 だが、基本的にあまり地理に詳しくない人は、間違ってもこの地域を一人で訪れるのはやめておいたほうがよい。 自分もシカゴへ移ってきて間もない頃に、サウスサイドに住んでいたのだが、慣れない道をぼんやりと走っているうちに、ぱっと見でそれとわかるとんでもない地域に迷い込み、身の縮む思いをしたことがある。 走っている車は、半ばスクラップ場から逃げ出してきたような姿のものばかり。 道路脇には、割れた窓にガラス代わりの板が打ち付けてある家、2階の一部が朽ち果てるに任せたままの家、庭先にいつから放置されているのかわからないビールやバーボンの破片がきらめいている家が並ぶ。 いつもの道からわずか2,3ブロック離れただけの、あまりに見慣れない別世界に眼が釘付けになり、脇見運転でもしようものなら、もともと状態の悪い道路の真ん中に、補修もされないままぽっかりと口を開けた陥没にタイヤが嵌まり込み「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」状態になることを覚悟しなければならない。 こういう地域に、世界に名だたるサウスサイド系のジャズやブルース・バーが眠っているのだが・・・。

 こんなサウスサイドで有名なのは、経済学の分野で世界をリードするシカゴ大学周辺の高級住宅街ハイドパーク地区、広範囲に点在する濃厚なアフリカン・アメリカン文化地区、そしてメトラ沿線に広がるアットホームなアイリッシュ地区である。 それぞれに捨てがたい魅力があるのだが、やはり自分のご近所さんであったこともあり、緑豊かなサウスサイド・アイリッシュの雰囲気や、気取らないアイリッシュ・パブでのビールはお勧めである。 彼らは底抜けに明るく、そして底抜けののんべえである。 日本人で彼らに一晩付き合える豪の者は、そうはいないであろう。 最後にもう一度、サウスサイドへ行く時は、くれぐれも地理に明るい人と一緒に!

 「ユキノヒノシマウマ」は、最もアメリカらしいと呼ばれる街シカゴから生情報を発信していきますので、「人気ブログランキング」へのクリックよろしくお願いします。banner_03.gif


日本赤十字社からの義援金申し込みはこちらから

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://wanderphoto.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/487

コメント (2)

Chosei Funahara:

It's hard to please your reader, but hey,don't be sweated.
Still, I can't write in Japanese, miserable

藤河信喜:

 長生さん

 いつもありがとうございます。 

 日本語で書き込めない理由がよくわからないのですが、とりあえずMTのサイトに告知されている「Movable Type 3.14を2005年1月に提供」情報に従って、新バージョンが交付されしだい、全面的に総入れ替えを決行したいと思っています。

 日本行きの日程は決まりました?

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2005年01月21日 14:03に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「冬の象は何を思うのかの巻」です。

次の投稿は「ロジャー・クレメンスがメジャーリーグ投手史上最高額の年棒で契約更新の巻」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type