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フランク・ロイド・ライトが第一次黄金期を迎えたオーク・パークの巻

wright.jpg シカゴの喧騒から逃れてほっと一息つけるような場所。 そんなお気に入りな町が、フランク・ロイド・ライト第一黄金期と呼ばれ、彼がプレーリー・スタイルを確立した場所オーク・パークだ。

 20世紀を代表する巨匠建築家の一人として知られ、ライトが現代建築に与える影響は計り知れないものがあるが、そんな彼のことをまずは簡単に説明しておく。 ①1867年6月8日ウィスコンシン州リッチランド・センター生まれ。 1887年シカゴの建築家シルスビーに師事。 1888年アドラー&サリヴァンに師事。 1889年結婚、オークパークに自邸建築。 この後ウィンズロー邸、ウィリッツ邸、T.ゲイル夫人邸、ユニティ・テンプル、ロビー邸などを設計し、プレーリー・スタイルの確立と第一次黄金期を迎える。 ②1909年施主の妻チェニー夫人とヨーロッパ逃避。 1911年タリアセン設計。 1912年帝国ホテル設計に着手。 この後しばらく林邸、福原邸、自由学園設計など日本での活動が目立つ。 1923年7月帝国ホテル竣工、9月1日竣工披露宴当日に関東大震災発生もホテルは無傷。 ③1936年彼の最高傑作ともいわれるカウフマン邸を機に、ジョンソン・ワックス社ビル、プライスタワー、グッゲンハイム美術館など多様性に飛んだ作品を世に出し第2時黄金期を迎える。 1959年4月9日アリゾナ州スコッツデールで91歳の生涯を閉じる。

 そんな彼の第一次黄金期の作品が、小さな町中のいたるところで見られるのである。 それも「おいおいこんな状態で!?」っていうさりげなさがたまりません。 一応、町としても彼を観光の目玉に売り出してはいるものの、シカゴでも最も再開発の遅れ気味であるウェストサイドに位置していることや、歴史的建造物は手をつけるのにいろいろと条件があることなどもあって、うっかりしていると他の家と見分けがつかないほどのさりげなさでひっそりと存在しているのである。 今回の写真は観光客には目玉になるであろう、ライト自身がオークパーク時代を過ごしたライト邸ですが、そのうちに日本のライトファンが見たら、「えっ、こんなのあり!?」っていうのも紹介したいと思っています。

 ちなみに彼は日本の浮世絵のコレクターとしても知られており、そのコレクション数は数千点に及び、シカゴをはじめアメリカ全土でライト浮世絵展が開催されています。

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*ダウンタウンからは、ループ(L)・グリーンライン利用のオークパーク・ステーションもしくはハーレム・ステーション下車で約30分。

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コメント (2)

フランク・ロイド・ライト好きです。
名古屋近郊にある「明治村」の「帝国ホテル」には感動しました(ただ内部が遠足の子ども向けの展示が多くてちょっと興ざめでした)。シカゴのことはほとんど知りませんでしたが、おもしろいですね。行きたくなりました。

sushi:

 ライトファンならシカゴは来て絶対に損はないですよ。 

 ご存知のように、この時代のライトはいろんな階級の人たちから仕事を請けて、その後に繋がるスタイルを模索していましたから、その中のいくつかはいまだに一般の人が他の家と変わらない普通さで住んでたりします。

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2005年02月24日 11:55に投稿されたエントリーのページです。

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