コーヒー抜きの生活は考えられないほどのコーヒー好きで、小学生の頃から朝学校へ行く前には必ずコーヒーを飲んでいたものだ。 それほどのコーヒー好きに加えて、カフェ文化にも非常に興味があり、これまでにヨーロッパ、アジア、北米各地でカフェと名の付くものには「おっ、こんなのもカフェ?」というゲテモノまで貪欲に体験してきた。
もちろんウィーンやイタリアのカフェなどは歴史とともに洗練され、カフェといってもそこには語るに足るストーリーが満ちていた。 それに比べて東南アジアなどではまだまだカフェ文化は成熟しきっておらず、ある地域ではカフェとはいうもののハシシの香りに満ちたバックパッカー達のトランス空間であり、ある地域ではかつての植民地時代の名残を残すフュージョン状態であったという具合で、ストーリーは現在進行形であった。 では、このブログで紹介するシカゴのあるアメリカのカフェは? それを知っていただくために、時々シカゴのカフェ・カルチャーやユニークな店を紹介していくことにした。 海外カフェ情報ならここ!
第1回目として、ありきたりではあるがアメリカのカフェ文化を語る上では絶対に外せないスターバックスから。 「スターバックス」。 その言葉にはただの店名以上の意味が含まれたアイコンとして、すでに世界中に認知されている。 それは東欧の裏通りやアジアの山奥でも、明らかにあのグリーンのバックグラウンドに白色サークルでシンボルが囲まれているトレードマークをパクッたものが存在していたことからも事実である。
ではスターバックスの何が他とは決定的に違うというのか? あんなカフェ・ラテ系の飲料を出す、ファストフード的なカフェなんて今やいくらでもあるではないか。 そう考えるのが普通である。 しかしマクドナルドがマクドナルドであるように、そしてコカ・コーラがコカ・コーラであるように、スターバックスは今や誰が何と言おうとスターバックスなのである。 その辺りの理由を一々ここで述べてしまうと、とてもじゃあないが書ききれないので、一つだけ自分が感じた決定的を挙げようと思う。 それは・・・、「ハワード・シュルツ、この人のスターバックスへかけた情熱」である。
ハワード・シュルツ抜きにして、今のスターバックスの成功は決して語れない。 そして彼の数々のユニークな経営理念には、カフェという分野に限らず魅かれるものが多くある。 もう時効だろうから書くが、余りに彼に興味が出てきたため、自分はスターバックスで働いてバリスタをしていたことまである。 もちろん学生時代とかいうわけではなく、大学講師をしていたころに内緒で一従業員に紛れ込んでである。 内部のことはここで書くわけにはいかないが、短期間であったとはいえ学ぶところは多く、改めてその練り上げられたシステムに感心したものだ。 また従業員達もスターバックスを愛しており、忘れがたい人達である。
そういうわけで第1回はスターバックス。 皆さんも機会があればぜひ近場のスターバックへ一度訪れてみてください。
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コメント (4)
こんばんは。
スタバについてのとても詳しい内容を読ませて頂き嬉しく思っています。
> コカ・コーラがコカ・コーラであるように、
> スターバックスは今や誰が何と言おうとスターバックス
私もそうだとおもいます。
スタバへ行く際は「コーヒーを飲みに行く」という表現ではなく、「スターバックスのドリンクを・・・」
と何気なしに思っています。
次回のカフェの報告も楽しみにしております。
投稿者: ハル | 2005年02月28日 23:41
日時: 2005年02月28日 23:41
ハルさんへ
>「スターバックスのドリンクを・・・」
おっ、さすがですねえ。 シュルツがまさにお客様に求めている点を理解していますな!
これからもよろしくです。
投稿者: sushi | 2005年03月01日 16:17
日時: 2005年03月01日 16:17
ハワード・シュルツの本を読み、その経営理念には
感動しました。
いついっても快適な空間を提供してくれます。
これからも、シカゴのカフェ情報の提供お願いします。
投稿者: マウンテンストン | 2005年03月21日 19:50
日時: 2005年03月21日 19:50
マウンテンストンさんへ
ハワード・シュルツ抜きにはスターバックスは語れないのはもちろんのこと、現在のいわいるバリスタ風のカフェブームも語れませんよね。 あの本自体はすでに時間が経過していますので、細かい経営内容は変化しているのですが、そのこともシュルツの柔軟性を示しているようでまた気が惹かれるところです。
自分はいわいるカフェマニアですので、これからも少しづつシカゴのカフェを紹介していこうと思っています。
投稿者: sushi | 2005年03月24日 02:11
日時: 2005年03月24日 02:11