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セントパトリックスデー・パレードはサウスサイド・アイリッシュ達と一緒にの巻

patricks-southside.jpg 昨日(3/12/2005)は3月中旬だというのに、体感温度マイナス20度を下回る寒空の中、シカゴのダウンタウンで開催された第50回記念セントパトリックス・パレードへ、緑に着飾った25万人以上の人々と共に参加してきた。 そして今回紹介するのは、アイリッシュ・シカゴアンが誇る世界最大のサウスサイド・セントパトリックス・パレード!
 シカゴのアイリッシュ達は、現市長をはじめとして存在感が非常に大きいのが特徴である。 観光客などはシカゴのダウンタウン・セントパトリックス・パレードや緑に染まった川だけをみて「さすがはシカゴのセントパトリックス・パレードだ!」などと満足しきってしまうのだが、このサウスサイド・セントパトリックス・パレードを見ずして本物のシカゴのセントパトリックス・パレードを語ることはできない。 
 NYCで1762年の3月17日に、イギリス軍の中にありながらも愛国心と誇りを示すべくアイリッシュ達が行ったのが始まりのこのセントパトリックス・パレードだが、シカゴ・サウスサイドでは当初たったの17人の子供達が町を練り歩くだけのものであった。 それが今ではダウンタウン・セントパトリックス・パレードの倍以上の規模を誇り、ボストンやフロリダをはじめ世界中からアイリッシュ達が駆けつける正真正銘のキング・オブ・セントパトリックス・パレードへと変貌を遂げた。 そして何よりも重要な点は、ダウンタウン・セントパトリック・パレードが、シカゴ市民や観光客へのアピールを意識した作りになっているのに対して、サウスサイド・セントパトリックス・パレードはサウスサイドに暮らすアイリッシュ達が中心となって、アイリッシュによるアイリッシュのためのパレードであるということである。 
 そのことはきちんと管理されて進行する、いかにもジャーマン・シティなシカゴらしいダウンタウン側と違い、サウスサイド側ではボランティアが中心となってパレード参加者も沿道の人々も一緒くたになって飲めや踊れやのお祭り騒ぎであることからも感じ取れる。 もちろんアイリッシュ自身によるお祭りなだけに、世界中のアイリッシュ同士達へのメッセージを込めたものも多く、ダウンタウンでは見れなかった「26+6=1」などというプラカードもちらほら見受けられる。
 自分はこのサウスサイド・アイリッシュ地域に、日本とシカゴを行ったり来たりしながら都合半年ほど暮らしていただけに、個人的な思い入れも深い。 一ついえるのは、サウスサイド・アイリッシュは明るく呑み助で、シカゴのダウンタウンのせわしない人々がウソのように人懐っこくてフレンドリーであるということである。 ときどき通った近所のアイリッシュ・パブで、酔い始めると「サウスサイド・アイリッシュ~♪」とみんなで合唱しながら、シカゴ・ホワイトソックスについて熱く語っていた頃が今でもときどき懐かしくなることがある。
 パレードの後にはもちろん伝統に従って、その当時一緒にすんでいたお婆さん手作りのアイリッシュ・ベーコン(コーン・ビーフ)とキャベツ、ジャガイモの夕食をいただいて満喫した。
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*サウスサイド・セントパトリックス・パレードへ参加したい人は、セントパトリックスデー前の日曜(2005年:3/13)にメトラのLaSalle St.から約30分の107st.で下車後、パレードが開催されるWestern方向へどうぞ。