« 摩天楼発祥の地シカゴで一番人気のビッグジョンの巻 | メイン | ブリザードのハイウェイの巻 »

聖母マリアがシカゴに現るの巻

chicago_mary.jpg シカゴに聖母マリアが現れた? こんなショッキングなニュースが、シカゴの街を賑わしている。 まさに新旧法王のバトンタッチにあわせるような、絶妙なタイミングでのこのニュースは、想像以上の勢いでカソリック教徒を中心に興奮を伴って広がりつつある。

 つい先ほどまでミネソタへ出かけていたのだが、ハイウェイから自宅へ向かう一般道へ入った途端に、そこにはカメラを抱えたかなりの数の人だかりが・・・。 それもアメリカのビュンビュン飛ばして走るハイウェイを降りてすぐの所にある高架橋の下なのだから、ドライバーの側からしたら危ないったらありゃあしない。 帰宅するまでまったく事情を知らなかった自分は、それほど治安も良くないであろう真夜中のハイウェイの高架橋の下に、これほどたくさんのカメラを抱えた人々がいるのだから、誰か有名な映画スターでも来て撮影しているのだろうくらいに思っていたのだが、それが何と何と聖母マリア様のご登場とは!

 シカゴぐらいの都市になると、有名人が街を歩いているのに出会ったとか、映画の撮影現場に出くわしたという類の話しには事欠かないものだ。 しかし、これまでにこれほどの有名人がシカゴを訪れたという話しを聞いたことは流石にない。 ニュースを見てその事実を知った直後は、「またこの手のニュースで街を惑わしやがって・・・」などと考えていたのだが、ニュースを見ていくうちにその画面に登場する人々の表情や目つきが、どうも自分のようなカソリック信者でない者が、どうのこうのと軽はずみな言動をすべきではないのではないのではないかと思わせるほどに真剣味を帯びていることに気がついた。 

 シカゴ市警も、当初はこのハイウェイの出口すぐ傍での混乱を落ち着かせるために、壁に滲み出たマリア像と見れば見える染みを消そうと試みたのだが、信者達のあまりに強い反対にあってやむなく静観を決定したとのこと。 というのもシカゴは、ワルシャワの次にポーランド系の人々が多いといわれる土地で、先日死去された前法王はご存知のようにポーランド出身の早くも次期聖人候補の声も高い偉人。 その数十万人ともいわれるポーリッシュ系カソリック信者達の強い反対にあっては、市警も止むを得ないといったところか。 しかもアメリカに多いメキシコ系をはじめとしたラテン系のカソリック信者までが、その噂を聞きつけてこの場所を訪れるにいたり、噂はシカゴ中を巻き込んだ聖母マリア現るニュースとなって駆け巡っているのである。

photo © abc7chicago.com

 「ユキノヒノシマウマ」は、最もアメリカらしいと呼ばれる街シカゴから生情報を発信していきますので、「人気ブログランキング」へのクリックよろしくお願いします。banner_03.gif


*姉妹ブログ
TukTuk Race... ~アジアな時間~外人ガールサバイバル日記 in Japan

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://wanderphoto.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/384

この一覧は、次のエントリーを参照しています: 聖母マリアがシカゴに現るの巻:

» ナショナルIDカード 送信元 CASA ROSSA
再度ヤボ用でお声がかかり日本へ行ってきました。新しいセクションについた方々は、以前よりなんとしたい(変わったことをしたい)と考えることが多いと見えて、変わり者か... [詳しくはこちら]

» ワイナリーがあった国際聖母病院のあたり。 送信元 Chinchiko Papalog
 1931年(昭和6)12月、第三文化村の東端に「マリアの宣教者フランシスコ修道会」によって国際聖母病院が建設された。敷地面積4,250坪、壁の厚みが60cm... [詳しくはこちら]

コメント (3)

同じキリスト教でも、その違い?対立?抗争?などなど、、、
そのあたり、米国ではどうなっているんでしょうか、、、。
長く滞在されていると、いろいろ「見えてくるもの」が、おありのはずだ、と思います。
たまたま私が居たヨーロッパではほとんどがカトリック系列だったから、その辺りがよく見えませんでしたし、当時はさほど興味がなかった。たまたまローマ法王交代のビッグニュースがあったのでしょうが、このところのsusiさんの記事が宗教関係、それでもって、ふと、思いついたのです。

エセ男爵さんへ

 私自身がバプティスト系のクリスチャンですので、聖書はよく読むのですが、キリスト教とひと言で言っても、カソリック同士ながら民族や出身地違い、プロテスタント系でありながら原理主義やその他などなど、さらにはモルモンのような異端とされているものまで、それはもうあげれば切がないほどに各派乱立しているのが現状ですね。

 ただ自分の中にある勝手なキリスト教的イメージとしては、ヨーロッパのように文化の一部として芸術や生活の中で延々と育ってきたというものではなく、アメリカの場合には国家としての成り立ち自身が、ヨーロッパからの信仰迫害を逃れてというところにありますから、大統領の就任演説や、ドル紙幣の文句などを見るまでもなく、かなり大っぴらにストレートな信仰告白をアピールしなければならないといった感があります。 それだけにちょっと過激な部分も感じることは多々ありますね。

 ただ信仰に関する問題というのは、かなりパーソナルな部分も重要な位置を占めるので、ここでこうだといえる事はほとんどないのも事実です。

よく理解できました。
私は無宗教を自認しての今日があるのですが、宗教と人間は切っても切れない、、、、。
いまのところ、宗教は「哲学」として位置付けしています。
もうこれ以上sushiさんの前で、宗教に立ち入らないようにします。
ありがとうございました。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2005年04月22日 15:55に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「摩天楼発祥の地シカゴで一番人気のビッグジョンの巻」です。

次の投稿は「ブリザードのハイウェイの巻」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type