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ミネソタの日系人の巻

mn-japanese.jpg 嘘だか本当だか知らないが、日本である日系アメリカ人からこんな話を聞いたことがある。 アメリカで一番日系移民が多いのはカリフォルニア州、そして2番目がミネソタ州なのだと。 もちろん日本人ではなくて、日系移民に限定しての話なのだが、全然信用していない自分を尻目にそいつはかなりの確信に満ち溢れた顔をして酒を飲み続けていた・・・。

 その男も含めてミネソタの日系人というものは、月日を経てすでに金髪蒼眼に変化を遂げているから、パッと見では判断がつきかねることが多いのも特徴らしい。 それでも彼らはそのいかにも外人な外見とは裏腹に、心の中にはふつふつと大和魂を燃やし続けているのだということを、どこまで信用してよいのかはまったくわからないが、同時に話してくれたことも書き加えておく。

 そういうわけでミネアポリス美術館で、琴の生演奏や、大人子供が浴衣を羽織って舞台の上で盆踊りを繰り広げる姿に偶然出会った時は、その時の男の言葉がぶり返して来てかなり感慨深いものがあった。 こんなアメリカの最北の果てで、だだっ広い大平原の真ん中の、どこからも隔離されたような土地に、遥々と太平洋を越えて二度と戻れぬ故郷を離れ、逞しく生き抜いてきた日系人の人々。 

 その時代にアメリカに根を張って生活をしていくということは、自分のようにノホホンとシカゴだ!カヤッキングだ!カフェだ!などと騒ぎながら、気儘に暮らしている現代の日系移民とはまったく決意のほどが違うのである。 もちろん決意などないままに、やっぱりノホホンと海を渡ってきた輩というものもいたのであろうが、基本的にはかなりの背水の陣でこの地へ流れてきた人達が多いということは予測に難くない。

 そんなことを考えながら、目の前でにこやかに微笑む金髪の少女達が、日系人なのだろうか、生粋のミネソタンなのだろうか、それともドイツ系なのだろうか、などとどうでもよいことを考えたりしていた。 だってここはアメリカ合衆国なのだから。

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コメント (2)

自分も、一頃は、米国移住ににた活動を考えていた事がある・・・
この記事、
この書き進め方(失礼しました)、
記事の締めくくり方、、、。
(さすが、お上手だな~)
そんなこと本日は通り越し、かなり「今の自分」にインパクトを、、、

そして、今からの自分に「警鐘」を鳴らしてくれる、、、。

ムム~・・・

これ以上何も言及する必要なしか・・・

*静かに(もう静かではないか)プチッとします。

  エセばろんさんへ

 ばろんさんにそういっていただけるとうれしいです。
プチッ、ありがとうございます。(笑)

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2005年06月02日 12:52に投稿されたエントリーのページです。

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