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東南アジアの雰囲気をシカゴでの巻

argail.jpg 東南アジア大好き人間の自分にとって、シカゴでも彼らの文化に触れることのできる地域というのがあるのはうれしい。 レストランや、ちょっとした小物なんかも、ダウンタウンで買うよりもずっと安い値段で、アジアらしい品雑な展示法で所狭しと並べられて売られているのだ。 そんなシカゴの中の東南アジアが、ダウンタウンから地下鉄のレッドラインで、20分ほど北へ向かったところにあるアーガイルだ。
 この地域の成り立ちは、ダウンタウンのサウスサイドにあるチャイナタウン近辺の地価が急騰したために、それを逃れて中国人たちがこの地域にニューチャイナタウンを作ろうとしたというところにあるらしい。 ところが、メインのチャイナタウンから移ってくる中国人の数というものを上回って、ベトナム人や、タイ人、ラオス人などが移り住みだしたために、当初の計画は頓挫し、いつのまにか東南アジアタウンとして成長しつつ今日に至るという経過を辿ったようである。
 しかしそこは世界に羽ばたくチャイニーズ、というか中華圏の凄まじさ。 東南アジアを旅したことがある人ならご存知かと思うが、先にあげた国々を始めとする東南アジアの経済、文化、政治の中枢は中華系の人々が握っており、例えば、中国、台湾、ベトナム、タイ、シンガポールなどなどでは、首相が中華系というありさま。 そういうわけで、この町の中心部で店舗を開く人々は、ベトナム人であれ、タイ人であれ、マレーシア人であれ、やはり漢字を使用するチャイニーズだったりするのだ。
 そういうわけでパッと見は、東南アジア各国の雑貨店やレストランと、チャイナタウンの混在しているような雰囲気。 もしこの風景を見て、これってなんだか半分チャイナタウンだなと思われた方は、これが東南アジアの町中でも同じ光景なのだと思っていただければよいと思う。
 サウスサイドにあるメインのチャイナタウンよりは、少し和やかな表情をして、のんびり道を行き来するこの東南アジアの人々が多くすむアーガイルは、品雑な雰囲気の店内と、ちょっと不衛生っぽいだらしなさが、アジア放浪をした時の記憶を呼び起こしてくれて、自分の中でもお気に入りの場所のひとつだ。
 シカゴのまた別の顔を見たい方はぜひ一度訪れてみると面白いかもしれない。
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