ベトナム名物のサンドウィッチが食べれる店の巻

bale.jpg ベトナムというところは、中国とフランスの文化の影響を大きく受けている国である。 というのも中国とは国境を接して、常に人や物を交流してきた歴史があり、フランスとは仏領インドシナとして、植民地としての歴史を持っているからである。 
 そういうわけでベトナムへ行くと、明らかに中華圏の影響を受けた建築様式や、色使いなどが目に付くとともに、フランス時代の名残を受けた建築物や町並みなども同時に目に入ってくる。 中でもアジアにありながら、ベトナム語はフランス語の影響を受けたアルファベットで表記されているのは面白く、中国などから国境を越えてやって来ると、アジアンテースト溢れる町に氾濫する看板がアルファベットなのは、何やら不思議な感覚を呼び起こす。
 そんなベトナムのフランス時代の名残として、今でもベトナム人が毎日の朝食で楽しむものが2つある。 それは焼きたてのフランスパンにハムや野菜をはさんだサンドウィッチと、コーヒー豆が入ったフィルター付のグラスで出される、コンデンスミルクたっぷりのベトナムコーヒーである。 
 私もベトナムを渡り歩いたときは、このサンドウィッチとベトナムコーヒーを何度も楽しんだものだ。 何しろ焼きたてのフランスパンでできたサンドウィッチがUS50セント、フィルターから滴り落ちる淹れたてのコーヒーが、一杯20セントほどなのだから。 「このままここに住んだら俺でも億万長者な暮らしだな。 ふっふっふっ・・・。」 などとフトドキきわまりない毎朝を過ごしていた。 
 そんな旅の記憶を蘇らせてくれる、ベトナム風のサンドウィッチを食べさせてくれる店が、シカゴのノースサイドにあるアーガイル駅から歩いて3分ほどのところにあるバ・レ・フレンチベーカリー&レストラン。 ちなみにこのアーガイル駅は、前回紹介した地下鉄のレッドラインで、ダウンタウンから北へ約20分ほどのところにある駅である。
 アーガイルにある店は味は良くとも、基本的に小汚いところが多いのだが、この店に関しては東南アジア街らしい値段はそのままに、意外にも小奇麗な外観と清潔な店内で初めての人にも入りやすい。 また店員も、若い女の子がいつもにこやかに対応してくれ、近くに並ぶ怪しいコピーDVDショップが、なんだかこれまた怪しい店員なのとは好対照である。
 安くておいしいベトナム風フランスパンが食べたければ一度訪れてみて欲しい。 特に1個30セントの焼きたてパンは、なんだか子供の頃に学校給食で食べたコッペパンのような懐かしい味がする。
 
 いつも応援ありがとう。banner_03.gif
Ba Le French Bakery & Restaurant
5018 N. Broadway
773-561-4424
Hours: 8 a.m.-9 p.m. day seven days a week
$:5~10ドル

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