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フィルムフェスティバルでこっそりワインをの巻

film-festival.jpg アメリカ人というのは、映画が大好きな国民である。 日本人が「あっ、今日は好きなTVドラマがあるから早く帰らなきゃ」っていうのと同じ感覚で、映画館へ入ってしまうのである。 もちろんシカゴアンもご多分に漏れず、映画大好き人間であるということに変わりはない。
 そんな映画好きなシカゴアンのための夏のイベントが、グラントパークで毎週火曜日に開催されるフィルムフェスティバルである。 ミシガン湖のすぐ脇に位置するグラントパークの芝生の上で、思い思いに寝転がったり、折りたたみチェアーに腰掛けたり、サンドウィッチを食べたりしながら、夏の暑さを忘れさせてくれるような爽やかな湖からの風を浴びながら、映画館で観るときよりも100倍以上はいるだろうという観客と一緒に銀幕の世界を共有するのである。
 野外ということと、広大な敷地のグラントパークというハンデを持ちながらも、スクリーンに映し出される映像は意外にも鮮明で、光量も十分、音響だってそれなりにしっかりしている。 映画を野外で観るという分には文句のない設備と、スクリーンの背景に広がるライトアップされたシカゴの摩天楼、ミシガンからの風、映画を気楽に楽しむ数え切れないほどの人々。 これで無料、なおかつ会場ではスポンサーが配ってくれる、これまた無料のポップコーンに、チョコレート、地下鉄チケット、さらにはクッションと至れり尽くせりのサービス内容。 
 夏時間ということもあって9時過ぎまで明るいということから、初回は9時前後の上映なのだが、次回は9時前の上映、3回目は8時45分ころ、4回目は・・・といった感じで、回を重ねるごとに上映時間が少しづつ早まっていくのが、短いシカゴの夏をカウントダウンしているようで、ちょっと物悲しくもある。 ちなみに自分は初回の市民ケーン、次回のアニーホールに参加しているのだが、ETやスターウォーズの上映がさらに予定されているので、それにもぜひ参加したいと思っている。
 ちなみにシカゴでは野外でのアルコールは禁止であり、フィルムフェスティバルの会場でもビールやワインは基本的に禁止である。 と・こ・ろ・が・・・、そこはアメリカ人。 みなさんしっかり紙袋でカバーしたり、グレープジュースの瓶を並べてこっそりワインを飲んだりしている。 そしてそれをみつけた警備員だって、まあそういう心配りをしている観客には、必殺のミテミヌフリを発動するのである。
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