« コシャ・シーフードの店の巻 | メイン | 寿司屋でスムージーの巻 »

激安焼肉の巻

cho-san.jpg☆おいしいグルメランク☆

 シカゴのB級グルメを語る上では決して外すことのできないスポットが、コリアン・バーベキューのこの店チョ・サン・オーク。 

 ダウンタウンからCTAもしくはバスで北西へ30分ほど向かった旧コリアンタウンにある、このコリアン・バーベキューの店は、常に店の外まで行列が続くという評判の店。

 実はこの店も最近まで私は行ったことがない店だったりするのだが、シカゴのグルメ話でいつも盛り上がっている樺沢さんの奥さんが、「ここはお勧め!」という噂を聞きつけてきたことから、早速私も奥さんと2人で出かけてみたのだ。

 あの樺沢さんが薦めるなら間違いないだろうという気持ちはすでにあったのだが、やっぱりというかなんというか、これがなんとも想像以上に高得点のシカゴB急グルメタイトル・チャンピオン級のレベル。 大抵の場合には、はじめから期待しすぎると肩透かしを食らうことも多いのだが、この店はそんなジンクスも吹き飛ばしてくれるほどの充実度。

 店の顔づらからして、すでに「うむむ・・・、お主やりおるな」という雰囲気をプンプンさせていたのだが、1時間はたっぷりと並ばされた列の中で、日本でいうと田舎の居酒屋風板塀造の店内から漂ってくるジュ~ジュ~と焼けた薄肉の馨りに興奮を抑えられないほど。

 待ちに待って入った店内は、意外に狭くるしいスペースなのだが、そのキツキツの空間を埋め尽くすような客の入りと、充満する焼肉の香ばしい馨り。 席に着いたとたんにドドド~ッとやって来るウェイトレスは、忙しいからなのか東アジア人特有のものなのか、「ハイハイ、さっさと注文決める!」と言わんばかりのテキパキさでメニューを置いていく。

 そして注文したかと思えば疾風のような素早さで、これまたテーブルの上からはみ出しそうなほどに並べられるパンジャンの数々。 「これだけの量の小皿料理を食べるだけでも、2人ならお腹一杯になっちゃうじゃないの?」と思っているのもつかの間、続いてメインの肉がバンッと運ばれてくる。

 注文してからのこの怒涛のサービス振りだけでも、日頃の投げやりなアメリカ人ウェイトレスのサービスにげんなりしている身には、ピシッと背筋に糸を通すような新鮮かつほくほくなメリハリ感が生まれてくる。

 さてさて、そんなこんなでテーブルに並んだパンジャンと肉を必死こいて平らげているところに、「シメのキムチチャーハン用ね」という不可解な言葉を残して、速きこと風の如しのおばちゃんがスープとゆで卵の入った器をさらにテーブルに残していく。

 「いったいこれは何なのだ?」と、奥さんと顔を見合わせているうちに、またまたサササッと近寄ってきたおばさんがパンジャンの残りとテンコ盛りの白飯を、今まで肉を焼いていた石板にバサッと投げ入れて、目にも留まらぬ早業で真っ赤に染まったキムチチャーハンに仕上げてくれる。

 これがまたふぐ鍋の後の雑炊が、なんであのあっさりしたふぐにこんなに深い味わいがあるのだと小一時間考えさせらるのと同じく、すでにはちきれそうになっている胃袋の中へ、思わずさらに詰め込ませるだけのB級グルメ的至福の味をしているのである。

 そんなこんなで、短時間の中にギュと凝縮されたコリアンバーベキュー・タイムを相手に、普段はアメリカの超ハイカロリーなボリュームディッシュを残らずたいらげる自分ですらも、ここのおばちゃんがこれ以上ないくらいに高度にシステム化された流れるような作業で作り上げる、焼肉とキムチチャーハンの前に撃沈されてしまい、あえなくまだまだずっしりと重いドギーバックを片手にお持ち帰りとなってしまった。

 25ドルほどで、これでもかというくらいのパンジャンに肉、そしてトドメのキムチチャーハンと、2人なら大食い選手権なみのボリュームで、帰りには焼肉の強烈なお土産臭までついてくるのだから、シカゴでB級グルメを楽しみたい人にはマストの店のひとつには違いない。

読後の一押しお願いします。banner_03.gif


*シカゴに関することなら、シカゴ総合情報サイトUS新聞ドットコム

Cho Sun Ok
4200 N. Lincoln Ave.
773-549-5555
$25ドル

Hours: 10 a.m.-10:30 p.m. daily

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://wanderphoto.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/36

コメント (4)

H.O:

sushiさん、今夕食を食べ終わったばかりですが・・・
すげ~食いて~~!!ってなってます(^^;いいな~・・・

 H.Oさんへ

 ここはボリュームの多いアメリカでも、さらにレベルが一段上のボリュームです。
しかも安くて旨いのだから、これぞB級グルメという感じですね。

May:

え~え~  この量を奥様と2人で~~~エ。
凄いボリュ~ムですね!!

食べた量より お持ち帰りの方が多かったりして(笑)

 Mayさんへ

>食べた量より お持ち帰りの方が多かったりして(笑)
まさにお察しの通りだったりします・・・。(笑)

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2006年05月18日 07:52に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「コシャ・シーフードの店の巻」です。

次の投稿は「寿司屋でスムージーの巻」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type