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プレーリードッグの大地の巻

yellowstone008.jpg バッドランズ国立公園では、こんな可愛い動物達にも出会うことができた。
 これから向かうイエローストーン行きの目的のひとつに、野生動物たちの姿が生で見れるというのがあるのだが、それを前にしてここバッドランズ国立公園で早くも野生動物の世界に触れることができてちょっとうれしくなってしまった。
 国立公園の中ということもあって、ただでさえ人の気の少ないサウスダコタにあってさらに人の住む気配が少ないこの大地は、野生動物だけが自由に走り回ることのできる数少ない楽園のひとつとなっているのだ。
 公園内はスピード規制があるために時速20~30マイルというゆっくりとしたスピードでドライブしていたのだが、大平原の中を貫く小道で車を止めてみると、そのスピードでドライブしていてすら気がつかないものが目に飛び込んできたのだが、そのひとつがこのプレーリードッグたちであった。
 プレーリードッグというくらいだから、もっと「ワンワン」とかアメリカ風に「バウワウ」とか、甘えたときに出す「クウ~ン」とか、怒った時の「ウ~ッ」とかの犬と近い泣き声で泣くのかと思っていたのだが、実際に大地のあちこちから響いてくる声は「キーッ」とか「キュイ~」とかいう小動物っぽい声で、それが風に乗って時々「キャンキャン」という子犬に近い泣き声に聞こえた。
 車から降りてすぐの時には、地面一帯に広がるひょっこりとした土の盛り上がりと、大きな穴が見えるだけだったのだが、2~3分もするとそのあちらこちらに無数にある穴の中から、それこそゲームセンターのモグラ叩きかのような感じで、物凄い数のプレーリードッグがいっせいに顔を出してくれた。
 そしてその穴の脇で小さなプレーリードッグがすくっと立ち上がって、風の吹いてくる方へ向かって鼻をひくひくさせながら、「おい、変な奴がやってきたぞ!キャンキャン」・・・、「なんか間の抜けてそうな面をした奴だな、あいつならここに近づく前に他の穴でつまづいてこけそうだな。キャンキャン」てな具合に、他の穴の脇で立つプレーリードッグとお互いにやりあっているのだ。
 珍客の到来に大騒ぎのプレーリードッグたちには申し訳なかったが、とにかく大地にすっくと立つ彼らの姿は本当に可愛かった。
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