Blog Archives

ウォールドラッグでバッファロー・バーガーをの巻

yellowstone010.jpg バッドランズ国立公園を後にしたころにはすっかりお昼もまわった頃だったので、とりあえず一刻も早く昼飯にありつきたいという気持ちを抑えつつ、この頃には冗談でなく100回ほども繰り返し見せられ続けた、例のハイウェイ沿いの看板攻撃の店ウォールドラッグへと車を走らせた。
 このウォールドラッグという店は、人口326人しかない田舎町にハステッド夫妻が1931年に小さな店を開いたことからその歴史がはじまった。 もちろん開店当初は、こんな田舎町に開いた小さな店ということもあって客の入りは少なく、その日をしのぐのもやっとという状態が続いていたようである。
 だがそんな状況を好転させたのが、奥さんの「暑い大地を走り抜けてきたドライバーの為に、無料で冷たい水を提供したらどうかしら」というアイデアであった。 そしてこの無料の水というアイデアは、これ以上ないほどに大成功を収め、一店舗の売り場面積としては世界最大のドラッグストアーへと成長を遂げ、今やサウスダコタにウォールドラッグありとまでいわれるまでになっているのだ。 
 着いてみると、寂しいサウスダコタにあってこのウォールドラッグ周辺だけはちょっとした観光地のようで、狭い通りの両脇にコバンザメのような土産物屋がひしめき合うように建っている面白い場所であったが、実際そのウォールドラッグも、この近くを通るドライバーの大半が訪れているんじゃあないのか?と思えるほどに繁盛していた。
 そんなウォールドラッグの現在の売りはといえば、先にも書いたようにしつこいくらいにハイウェイ脇に登場する看板と、1杯5セントのコーヒー、そしてバッファロー・バーガーなのだ。 
 そういうわけで、食べてみたいとは思いながらもなかなか食べる機会のなかったバッファローの字をメニューボードに見つけた時には、なんのためらいもなく注文をしてしまった。 もちろん5セントのコーヒーも一緒にだが。 ただし味の方はなんだかバサバサのバーガーと、ガソリンスタンドの水にコーヒー色を付けたようなコーヒーであったが。
 
 軽い昼食を済ました後で店内を歩いてみたのだが、この辺りで勢力を持っていたスー族(ダコタ族)の写真や、ウォールドラッグ開店当時メンバーの写真なども、所狭しと飾られているのでそれはそれで時間があればじっくりみても面白いかもしれない。 
 特にケビン・コスナー絶頂の頃に撮影した、ダンス・ウィズ・ウルヴズにも登場するスー族の男性の眼光鋭いポートレートは必見の勝ちありだ。
読後の一押しお願いします。banner_03.gif
*シカゴのことならUS新聞ドットコムをチェック。