この辺りまでやって来ると、人の住み方や暮らし方というものも、同じアメリカとはいえ私の暮らしているシカゴなんかとはまったく別物なわけで、メインの道路から脇にそれたローカル道なんかは、その先に何があるのかまったくもってよそ者には想像がつかないものも多い。
そのローカル道の奥にはポツンとただ遠くに見える小さな小屋があるだけという場合や、時には見渡す限りの大地に何も家らしき物はないのだが延々と地平線の彼方まで続く乾いた小道があるだけという風景がある。
ただそのどの場合にもほとんどといってよいほどに共通しているのが、メイン道からローカル道に入る入り口にはいくつかの郵便受けが並んでいるということである。 この郵便受けだけが、風だけが草を撫でていくような場所で、ここにも人が住んでいるんだぞということを教えてくれているのだ。
ただこの奥に住んでいる人の世界というのは、知り合いでもないよそ者の我々が知る由はない。 何しろここから先は一応私有地であろうから、勝手に侵入したりすると普段は鹿を撃っている銃で、冗談抜きに撃たれても文句は言えないであろうから。
あのアラスカよりも人が少なく、牛が人の3倍以上もいるという全米一過疎の州、ワイオミング。 そのバッサリと剃刀で地図から切り抜いたような綺麗な長方形の形をした州にだって、日々の営みを続ける暮らしがあり、それを外の世界と繋ぐポストマンは活躍しているのだ。
*シカゴのことならUS新聞ドットコムをチェック。
コメント (2)
いろいろな事を想像しながら拝見しています。いいな~・・・
投稿者: H.O | 2006年08月03日 13:38
日時: 2006年08月03日 13:38
こういう場所で暮らしている人の生活ってどんなものなのか、私は非常に興味があります・・・。
投稿者: sushi | 2006年08月07日 13:58
日時: 2006年08月07日 13:58