鱒釣りの巻

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 レークホテルでスローなランチをとった後で、早速手に入れたフィッシングライセンスを活用するために、読書でもしてのんびりしたいというエリカ一人をホテルに残して、食後の腹ごなしも兼ねて竿を一振りしに我々は、ドライブで10分ほど南へ下ったガル・ポイントへと向かった。
 小さな湾のようになってレークホテルとは向かい合った位置にあるこのガル・ポイントは、湖岸に打ち寄せられた小石たちが、湾の入り口で複雑に入り組む水流に押し流されてそこに溜まり、一直線の細い岬のようになって湖面へ突き出しているというフィッシングにはもってこいの環境を作り出していた。
 ただしこのガル・ポイント、真っ昼間の湖ということもあるが、何よりも複雑に湖流がぶつかり合う場所なだけに、湖岸からいきなりドロップアウトした形になっていることは竿を振るまでも無く明らかで、一刻も早くフライフィッシャーマン・デビューしたい逸る気持ちを抑えつつ、状況から判断して、これまでに慣れ親しんだルアー・ロッドを振ることを選択した。
 そしたらどうだ。 ほんの5分ほど竿を振っただけで、大きく竿をしならせて、リールのドラッグに歯向かってギギギ・・・と音を鳴らすほどのトルク力で糸を引っ張り出していく魚がかかった。 
 少し巻いては、引っ張り出されていく糸を眺め、そしてまた少し巻いていく。 この行為をしばらく繰り返した後で、だんだん足元に近づいてきながら湖面に時折チラチラと姿を現せて激しく抵抗していた魚の姿は、まぎれもなく鱒のあのヌメッとした美しい姿であった。
 なんだか拍子抜けするほどに簡単に釣れてしまったイエローストーンでの鱒釣り第一号は、60cmをオーバーする大物のブラウントラウトであった。
 これがイエローストーン原種のカットスロートであれば、残念ながら即放流ということになってしまうのだが、このジャーマン・ブラウンであれば場所によって違いはあるが、このレークだと一日の制限匹数までは持ち帰ってよいのだ。 
 ということは・・・。 もちろんこのブラウントラウトは、今夜のバーベキューのメインディッシュになることになる。 何しろこのイエローストーンでは、1950年代を最後に原則として1匹も放流していないという、世界でも他に見当たらない完全天然育ちの鱒なのだから、これはグルメならぬグルマンの自分としては、その味を試すのが待ちきれない。
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*シカゴのことならUS新聞ドットコムをチェック。

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4 Comments

  1. 返信
    May 13/08/2006

    これ開いたとたん・・・びっくりしてイスから落ちそうになった~~
    あっ・・びっくりしたぁ~~(笑)
    1メートル以上の迫力あり(爆)
    BBQは もちろんsushiさんがウロコとか取ったんでしょ!!
    まさかエリカさんに させてないデスよね。。。

  2. 返信
    H.O 15/08/2006

    本当に羨ましい写真です!!
    他にも釣りの写真を見れる機会を是非設けてください!!(^^)

  3. 返信
    sushi 17/08/2006

    Mayさんへ
     うちの奥さんは、アメリカ育ちというか中西部育ちというか、魚の目が怖いらしくて、料理はおろか調理済みの小魚でも目がついたものはまったく触ることもできないんですよ・・・。(笑)
     というわけで私が料理しました。
    といってもシンプルにBBQでしたけど。

  4. 返信
    sushi 17/08/2006

    H.Oさんへ
     いやあ、私は鱒が釣れるような場所には住んだことがなかったので、これを釣り上げた時は本当にうれしかったです。
    ただし、この後は・・・でしたけどね。(苦笑)

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