高原と小熊の巻

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 イエローストーンといえば、カイザー・カントリー周辺の温泉や間欠泉が世界的に知られているが、中西部暮らしですっかり山の姿に飢えた私にとって、ここキャニオン・カントリーからルーズベルト・カントリーにかけての澄み切った高原の空気と爽快な峰々の眺めは、それらにもまして魅力的なエリアであった。
 そしてこの高原地帯のかなりの部分が、焼け焦げた木肌を剥き出しにして立ち枯れになっている木々の連なる裸山になっていた。 それらは乾燥した熱波がこの地域を襲い、公園内で多発した自然発生的な記録的な規模の山火事による傷跡である。
 そんな山火事の猛威を実感できる、見晴らしの良すぎるくらい良くなった見渡す限りの裸山にも、立ち枯れの木々の足元を眺めると、そこにはびっしりと緑の絨毯が敷き詰められていた。 若木が元気よく芽吹いている姿や、草原のように山峰に広がる緑は、高原地帯の森の木々とはまた別の自然の力を感じさせてくれた。
 この高原地帯をドライブしている途中に、この旅で出会った中でも一番可愛かった動物の中の一匹に出会った。 これまた例によって何か野生動物がいるサインの、大渋滞を引き起こしていた道路脇に車を停めて、人群れに混じって野次馬の一人になり森の木立を眺めてみると、そこには木に駆け登ったり、ゴロゴロと地面を転がったり、お母さんにじゃれついたりしている元気なブラック・ベアーの小熊がいた。
 日本人はあまり使わないが、小熊のことをアメリカではカブスといい、これは私と奥さんの応援するシカゴ・カブスの名前の由来にもなっている。 そういうわけで、カブスの実物をほんの目と鼻の先で見ることができた幸運で、なんだかその日一日がハッピーな気分になれる気がした。
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One Comment

  1. 返信
    May 18/08/2006

    小熊=カブス・・・そうなんデスかぁ~~!!
    又sushiさんのログで頭かしこくなったぁ~~^^
    幸運でしたね・・・その日一日がハッピーになれる気分???
    ずっと ず~っとハッピーじゃないですか(笑)
    毎年 お盆には必ず海外に逃亡していた私ですが 今年の お盆はこちらでゆっくりと過ごせました。。。
    灯花会(とうかえ)に行き風流+神秘的+幻想的・・・を味わって 心洗われたぁ~って感じで 満足~満足デス(笑)
    大文字送り火っていうのも初めて この目で・・・これ又満足。。

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