Posts in Category: なんでも実験コーナー

アンデスで空気の薄さを実感するの巻

peru285.jpg海外では慣れない土地の水にやられた時は、よくペットボトル入りの水にお世話になることがある。そんな空きペットボトルを利用して、ちょっと歩いただけで息がハア~ハア~と切れてしまうアンデスの空気の薄さをチェックしてみた。
 まずは最初の写真は、標高5,000m近いアンデスの山の中で新鮮な空気をたっぷりと詰め込んだペットボトルの図である。
peru286.jpgそして次の写真が標高3,500m付近のちょっとした休憩所でのペットボトルの図。1,500mも下るとさすがにペットボトルの中身がキュルキュル~と縮みだしているのがはっきりとわかる。
peru287.jpgでもって最後の写真が標高2,300m付近のアレキパの街に到着した時点でのペットボトルの図。ここまで下るともうペッシャンコになって背と腹がくっつきそうになっている。2,500mの高低差というのは、この位の空気の密度の違いなんであるというのがよくわかる。今回はお手軽に手元にあった使い古しのプラスチック容器のペットボトルだが、これがもっと伸縮性の高いゴム風船なんかだとさらにその違いがきっとはっきりわかるかもしんない。
 これだけの高低差をバスで半日ほどの間に一気に駆け抜けるのだから、そりゃあ高地慣れしていない人ならば一発で高山病にかかってしまうのもしょうがないよね・・・。
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村上春樹をジャズバーでの巻

haruki.jpg 村上春樹といえば、皆さんご存知のようにピーター・キャットというジャズ喫茶を国分寺で開いていたほどのジャズマニア。 それだけに彼の作品中にはジャズの名曲が軽い流れで登場しつつも、しっとりと印象深く残るシーンが多い。
 実は僕も彼の20年来の大ファンで、春樹本を世界中に持ち歩いていろんなところで読んできたのだが、彼の本というのはその場所その場所でまったく違った印象を与えてくれるし、余力を残したような文章は読み手にとってもつい何度も読み返した本をまた手にとってみたくなる魅力を持っている。
 そういうわけで、今でも時々シカゴの風物詩ループに揺られながら彼の本を読んだりしている。 特に夏のミシガン湖沿いで、爽やかなそよ風を浴びながらのんびり彼の本を読む夕暮れのひと時なんていいうのは最高のひと時。
 でも今まで読んでいなかった場所で、シカゴという場所に最も相応しい所として今回彼の本を持ち込んでみたのがジャズバー。 ジャズの名曲が繰り返し登場する春樹本を、本場のジャズ生演奏を聞きながら読むという贅沢。 こんな馬鹿げた時間が結構好きだったりする僕は、やっぱりちょっと変な人だ。 でもって彼に習って僕も今回の記事では、僕って使ってみた・・・。
 春樹さん好きだよって人は、こんな馬鹿な僕にクリックを(笑)banner_03.gif
*シカゴに関することなら、シカゴ総合情報サイトUS新聞ドットコム

ミスター・スポック現るの巻

spock.jpg 日本人のアメリカ生活において、恐るべきものがいくつかある。 ある人にとってそれは、どうみても日本人はこんなものを食べたことも見たこともないであろうまがい物の日本食であったり、電力やケーブル関係の設置工事などで訪れる技術者の、「それは何処で汚してきて、いつから洗ってないんでしょうか?」的な土足での室内への踏み込みであったり、友人がわざわざ焼いて持ってきてくれる砂糖の塊かのような焼きたてケーキまで、数え上げれば切がないほどなのだが、そんな中でもほとんどの人が口を揃えて頭を悩ませる問題がある。 そう、それがアメリカでの散髪なのである。 
 基本的にアメリカ人という言葉から想像される、アングロ系、ゲルマン系、アイルランド系、ラテン系、アフリカン系などの人々は、軽くウェーブがかっているか、もしくはストレートでも糸のように細く軽い髪質を持った人がほとんどである。 それだけに私のような直毛かつ剛毛を持つ、典型的な日本人髪質の人間にとっては、この系統の髪質を扱ったことのない散髪屋や美容師に掛かるよりは、自分や友人で髪を切りあった方がずいぶんとマシな仕上がりになるといったことにすらなる。 
 そういうわけでリッチモンド時代には、私の髪はほとんどの場合において、友人との髪の切り合いギブアンド・テイク関係のおかげでなんとかやり過ごしていた。 ところがシカゴへ移ってきてから、特に今のノースサイドへ住みだしてからは、この近辺に住むゲイ連中のかなりの高い技術に満足しきって、いつも安心して彼らに全てを任せることができていた。 
 ところがである。 つい先日近所にできた散髪屋が、なんと7.95ドルという破格値で営業を開始したものだから、ケチンボ生活学会在籍12年の自分は、つい出来心でいつものゲイ男性を浮気してその店へ入ってしまった。 もちろん、わかりやすいようにモデルとなるヘアスタイルの雑誌も持参していたのだが、何が悪かったのか、出来上がった時点で私の前に掛けられている大きな鏡の中に居座っていたのは、映画「男はつらいよ寅次郎」の渥美清のような顔をしたミスター・スポックだったのである。
 例え仕上がりが気に入らなくとも、これ以上手を加えてもらう勇気がなかった私は素直に店を出て、持参した雑誌がスタートレックのファンブックなどではなかったということを再確認したことはいうまでもない。
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