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ノースウェスタン大学はノースウェスト航空じゃあないぞの巻

northwestern.jpg シカゴにはコミュニティカレッジも入れて数えるとすると、シカゴアンに尋ねてもいくつあるのかわからないくらい大学と名の付くものがあるが、今回紹介するノースウェスタン大学はシカゴに限らず中西部を代表する名門校である。 
 1855年2学部学生10名でノースウェスタン大学はスタートし、現在ではエンジニア、マネジメント、コミュニケーション、IT関連、法律などの部門では規模、質ともに全米でもトップレベル。 その中でもマーケティングは世界的権威フィリップ・コトラーの業績もあって、ビジネスウィーク誌が行うランキングでも常に上位に選出される世界でもトップレベルの評価。 
 そういうこともあってか日本人MBAの方々も比較的多く在籍されているようだが、日本でのこの大学の知名度というものはまだまだ「えっ、ノースウェスタン!?。 ああ、ノースウェストなら俺も利用したことがあるよ。」って感じではないだろうか。 シカゴでは知らない人はいないほど有名で、その研究レベルの高さももちろんだが、なによりも静かなミシガン湖畔の閑静なエバンストンの街に位置し、新旧ブレンドされた姿がなんとも美しい大学なのだけど・・・。
 そういうわけで大学とはいっても、観光客の方がシカゴからふらっとこのエバンストンを訪れた際にも、ほんの少しの時間を割く価値は十分にある。 基本的に半日もあれば十分に楽しむことが出来ますが、この大学に在籍するMさんのお勧めの一つは図書館。 博物館The Rockなどの見所もなかなか興味深いですが、渡り廊下を隔ててその両側でまったくの別空間をイメージさせる新旧の図書館は非常に印象深いものがあります。 
 古いほうの図書館は、館内の至る所に配置される動物や花を模った木の彫刻が印象的で、勉学に勤しむ学生や職員達の上に射すステンドグラス越しの夕日が、なんともいえないノスタルジックな空気を演出。 またその高い天井や心持暗めのライティングのせいもあってか、音のない音楽とでもいうべき古い教会を訪ねた時のような閉じ込められたサウンドを感じることができます。
 それに対してMさんがいうところの60~70年代風な新図書館の方は、内部にエスカレーターまであり、メインフロアー入ってすぐのところに並ぶパソコンや、蛍光灯が強く刺す一段下がった円形の勉強室を中心に蜂の巣のように広がるユニークなデザインの館内風景など、これまた一度目にしたら忘れられない光景。 窓から眺める湖の姿を目にしながらここで改めて気が付くのは、旧図書館でもラップトップ使用者の姿があったにも関わらず、それはまるで学術書を開いていたかのように錯覚していたという事実。
 ノースウェスタン大学のある可愛い街エバンストンに関しては、また改めて紹介したいと思います。
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*ダウンタウンからエバンストンへは、ループ(L)のレッドラインで終点のHoward駅まで行き、そこからパープルラインに乗り換えてDavis駅下車、約1時間。
*ノースウェスタン大学にはダウンタウン校もあり、実はこちらの方が知り合いは多いのだが、観光客として訪れるならエバンストン校が楽しいです。

シカゴの見所を紹介の巻 その4

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 シカゴ近郊にも見所は多く、時間がある方やレンタカーを借りる予定の方は、ちょっと足を伸ばしてみれば大都会シカゴとはちょっと違った中西部の良さを味わえると思います。 そういうわけで、今回はシリーズ最後としてシカゴ近郊の見所を紹介したいと思います。
 ① ミルウォーキー : シカゴから隣州のウィスコンシン州ミルウォーキーまでは、ハイウェイで1時間半から2時間で出かけることができます。 シカゴ同様にもともとドイツ系の移民が多い街で、東海岸や西海岸とはちょっと違った金髪青い目の大柄な人達が街を行きかう姿を目にできます。 ハーレーダビッドソンやミラービールの故郷としても知られ、特にビール好きの方にはたまらない無料試飲ブリュワリーがたくさんあります。
 ② ロックフォード : 以前に当ブログでも紹介した、シカゴから北西へ1時間半から2時間ほど走った所にある、イリノイ州第2の都市。 また全米トップ50都市の中で、住んで最も楽しくない街1位に輝いたこともある街でもあります。 最も住みたい街の上位常連が、サンフランシスコやシアトル、ピッツバーグなどですので、そんなありふれた所じゃなくってねえ・・・、というひねくれ者の方はぜひ一度訪れてみてください。 
 ③ アーリントンハイツ : 海外駐在のビジネスマンをはじめとして、シカゴ近辺で最も日本人が多く住む地域。 ミツワ(旧ヤオハン)を周辺として、日本食や日本人向けの医療、美容室はじめなんでも揃い、この地域に住んでいる限りはシカゴに居ながらして擬似日本生活が可能という、ダウンタウン住民にとっては羨望の地。 また車で10分ほどの所にあるウッドフィールド・モールには、自分も大ファンのIKEA(スウェーデン家具)をはじめとして、イリノイ州最大のショッピング・コンプレックスがあります。
 ④ エバンストン : ノースウェスタン大学を中心とした、学生が多く住むこじんまりとした可愛い町です。 シカゴからだとループのパープル・ラインを使って、45分から1時間ちょっとで行くことができます。 町全体を歩いて回っても2,3時間もあれば十分ですので、シカゴのような大都会ではなく、小さい町の雰囲気も手軽に楽しんでみたい人にはぴったりです。 また郊外には映画「ホームアローン」にも登場した高級住宅街が広がり、比較的安全なこの地域は郊外の街並みを観たい方にも良いでしょう。
 ⑤ オヘア空港 : 世界一忙しい空港として知られ、近年ユナイテッド航空が本拠地をシアトルからシカゴへ移転したことでも注目を浴びています。 シカゴのダウンタウンへ来たことがない方でも、この空港を経由して何処か他へ飛び立ったという方は多いのではないでしょうか? このブログを機会に、ぜひ次は空港からループのブルーラインで1時間ほどのダウンタウンへも遊びに来てください。
 ⑥ オークパーク : シカゴの生んだ20世紀を代表する建築家の一人、フランク・ロイド・ライトの設計した家々やアーネスト・ヘミングウェイの生家が残るオークパーク・エリア。 オークパーク自体は閑静な住宅街といった感じなのですが、そこへ行くまでの道程はシカゴでも最も危険な地区の一つですので、地元に詳しい人か、タクシーもしくはレンタカーで訪ねることをお勧めします。 
 ⑦ ミッドウェイ空港 : 空母ミッドウェイというのをご存知の方も多いかと思われますが、この空港内部には日本人にはちょっとどっきりのミッドウェイ会戦に纏わる絵画や英雄達の写真が飾られています。 ちなみにこの空港からは国内料金が非常に安いサウスウェスト航空が飛び立っており、こういった利用頻度の高い場所が敵国ムードぷんぷんな内装なのはちょっと苦手です。 興味のある方はループのオレンジラインで、ダウンタウンから40分ほどで行くことができます。
 ⑧ スプリングフィールド : イリノイ州を訪れた人は、いたるところで「ランド・オブ・リンカーン」という標識を見かけると思います。 これは第16代合衆国大統領リンカーンが、このスプリングフィールドで弁護士時代を含めた人生の大半を過ごしたことによります。 南北戦争を戦い抜きアメリカ合衆国分裂を防いだ彼の業績は、もちろんアメリカ人の間でも非常に高く、歴代大統領の人気投票では、ワシントン、ケネディとともに常にその名が挙がります。 自分にとってはリッチモンド時代の彼のイメージと、この街での彼のイメージとのギャップが非常に興味深かったりしています。 その辺りのことをもっと知りたい方は、メインサイトOpenCityにある「Civil War」をどうぞ。
 というわけで4回に渡ってシカゴと近郊の街を紹介してきましたが、これでシカゴがどんな所なのかちょっとおわかりいただけましたでしょうか? それぞれの見所につきましては、もっと詳細に後日お伝えしていくつもりですので楽しみにしていてください。
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住んで楽しい街全米ワースト1位のロックフォードの巻

peaches.jpg シカゴのダウンタウンから北西へハイウェイを2時間ほど走ったところにある、ロックフォードのシナシッピ・パーク。 ロック・リバー沿いにある静かなこの公園は、何か考え事をしたい時に散歩するのにはもってこいの場所である。 
 ロックフォードは、イリノイ州第2の都市だが、シカゴとは比べ物にならないくらいに閑静な街。 そんな街でかつて人々の喝采を浴びていたのが、邦題名「プリティ・リーグ」の名で知られる映画 「A League of Our Own」に登場するピーチスである。 映画の方は、マドンナやジーナ・デービスら曲者ぞろいの女性ベースボールプレーヤーをトム・ハンクス扮する訳あり監督が率いて全米各地を転戦する内容だが、その映像から伝わる活躍ぶり同様に市民からは愛されていたと思われ、リーグがなくなって半世紀も経つのにこうやって大きな看板まで建っている。 
 ちなみにこの街は、全米トップ50都市の中で、住んで楽しい街の堂々ワースト1位に選ばれたこともある所である。 友人知人の多くがこの街の出身なので、ちょくちょく出かけるのだが、この公園と中西部一といわれる日本庭園をのぞいては、確かに他に見所らしい見所の一切無い中西部らしいつまんない街である。(苦笑)
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